タイヤ交換方法。メッツラーエンデューロⅠ

先回のタイヤ交換から幾年月・・。（３年くらい・１７０００ｋｍ？）
ダンロップのＤ６０４君（写真右）もさすがに山が無くなってきました。

ちょっと前に河原の砂地ではまりこみ、脱出するのに大変な思いをしたことから、
”やっぱりタイヤの山はなくなっちゃダメ”
”今度はオフ車だしオンロード系タイヤはやめてみよう”
と考えました。

そんなわけで
メッツラー　エンデューロ１（左側新品）です。
先回ビューエルのタイヤ交換時に
”最近のダンロップは今一つ”との評をショップの方に聞いていたので、つい
”メッツラー・・、象さんマーク・・、なんかいいじゃん”と思ってしまいました。

オークションで前後で９０００円、送料１０００円で出ていましたのでお願いすることに決定です。

でも写真でしか見たことがなかったので・・
現物を見ると、やっぱりダンロップ（右側　すり減った方）の方がいいなぁ・・・。

またドラスタさんに、持ち込みのタイヤ交換ってやって頂けますか？と聞くと、やってませんとのこと。（しかも５０００円位かかるらしい）
覆水盆に返らずです。前向き、前向きで取り替え作業の記録です。

前輪編

１．転がし

さて、まずは転がしです。

本来はジャッキアップ等々やるべきなのでしょうが、
めんどくさそうなので、倒して良しです。ちょっとかわいそう？・・

２．ホイール取り外し　固定ナット外し

まずフロントフォークを押さえているボルトを４個取り（緩めるだけでもいいらしい）
スピードメーターの黒いギアボックスを取ります。（手で抜けます）

３．アクスルシャフト緩め

そしてアクスルシャフト（真ん中の心棒）を普通通り、左回しで緩めます。

はい、きっちり締まっているので普通のボックスレンチでは無理です。
早々に延長の鉄パイプを差し込んで、楽々ＯＫです。

４．アクスルシャフト抜き

アクスルシャフト抜けました。

５．タイヤ空気抜き

そうなればタイヤを外してじっくり料理です。

私のタイヤはパンク防止剤のスライムを入れてあるのでどろどろ緑液がでてこないか、
それとも虫が詰まってしまうのではないかと心配です。

まず虫回しでおっかなびっくり空気を抜いていきます。大丈夫、うまく抜けていきます。
そうなれば、それなりに抜いたらもうＯＫで、
虫を左回しに緩めて”ボン”と一騎に抜いちゃいます。

結果、スライムをチューブに入れてあっても、問題なく空気は抜けます。

６．ビート落とし、ストッパー緩め、タイヤ外しへ

さて次はまず、ビート落としです。
タイヤの側面はまだくっついていますので、タイヤの上に乗ったりしてみますが、ダメです。
タイヤレバーではがす方向に地道に押しつけていくと、バリバリっと取れ始め
そうなれば一気に取れていきます。

そしてビートストッパーのボルト（空気を入れる口のリム上の反対側にある出っ張り）を緩めたら、いよいよタイヤはずしです。

空気口やビートストッパーをさけた辺りから開け始めます。
これはもう自転車のパンク修理の時と同じです。ただ力はフロントでも結構必要です。

チューブを噛み込んでパンクさせないよう気を遣うので、大変です。
余り角度をひっくり返すまでやらないよう、といってひっくり返す位までやらないとなかなか取れないので、チューブを噛み込んでないかのぞき込みながら進めます。

７．チューブ外し

さてタイヤの片側も全部外れたら、チューブ外しです

とりあえず空気入れ口からグイグイ取っていきます。
タイヤの内側と張り付いていたりするので、結構力が必要だったりします。

８．タイヤ取り

さてチューブが取れたらホイールからタイヤをレバーで外します

その時にビートストッパーに注意が必要です。
再度少し締め気味にして、写真の黒い部分をリム側に押しつけておかないと
タイヤが引っかかってしまい、なかなか取れません。
取り始める場所もここからがいいと思います。

９．新タイヤ装着

ローテーション方向に注意して、新タイヤをさっきの逆手順で付けていきます。
（ビートストッパーを付けたり浮かせたりしながらです。）

急に写真が少なくなっているのは・・・
はい。大苦戦で写真を撮っている余裕が無くなっていたからです。＾＾；）

新タイヤをはめ込む時など、
ビートストッパーに引っかかったり
最後はめ込むのも力入れまくりで
もう・・・厳しかったです。

後輪編

１．後輪外し

それでもなんとかフロント側が完了して気を良くした私は、空模様も怪しい中、後輪に突入です。

まず車体は立てたまま（左ボルトを押さえるため　必要ないかな？）
メガネレンチなどで左ボルトを押さえ、右アクスルナットを緩めます。

２．転がしてホイール取り

緩んだら転がして、マニュアル通りに進めます。

１．アジャストプレートを一杯に戻す
２．ストッパプレートをストッパピンから浮かせて外す
３．ホイールを前に動かしチェーンを取り外す
４．今度はホイールを後ろに引っ張り、シャフトに載っかっている
リヤブレーキキャリパも取り外す。

ストッパプレートを浮かすのを忘れて手こずりましたが、問題なく行けます。

３．大変・・タイヤ外し

ここからは前輪同様ですが・・・
聞いてた通り、厚みがある分大変です。

”フーッ、フーーン”ともう何事か始まったのかの騒ぎです。

４．外れました・・

もう放心状態で写真も意味なく撮ってます・・。雨も降ってきました・・。

とりあえずディスク関係はウェスで傷が付かないようにしておきます。

５．新タイヤ付け

これがまた固い・・・
まず新タイヤを片側入れるのに固いやらで、フー・・
途中まで入れたのに
ビートストッパーに引っかかってしまっていて最初からやり直しやらで　フゥーッ・・・

しかし発見しました。
石けん水をビートに付けろとの話を思い出し、ＣＲＣをビートに吹き付けます。
すると入る入る・・。嘘みたいに楽に入っていきます

次にチューブを入れるときの口ゴム部分を出すのに、ハァー・・もありましたが
ＣＲＣ作戦で最後の反対側のタイヤはめもスムーズに完了しました。
空気口やビートストッパーのボルトも締めてＯＫです。

しかし精魂使い果たしました。
午後一杯かかっての作業はここまでで打ち切りです。

６．ホイール付け

後日、あとは逆手順で締めていきます。
こちらは、うーん・・スムーズです。

７．完成

いや大変でした。

しかし、やれないことではないかもしれません。

個人的には、
５０００円かこの作業かと言われれば、余裕さえあれば次はドラスタさんにお願いして、
のんびりパドックで缶コーヒーが飲みたいです。＾＾；）

ちなみにタイヤ処分についてです。
市では自転車のタイヤまでとのことで、ドラスタさんにお願いしました。

廃タイヤはドラスタさん購入の物だったので
処分料は１５７円＊２本＝３１４円でした。
（他社ならば３１５円＊２本＝６３０円とのことです）

さてそれぞれのタイヤについてです。、　