０８ ヒルクライムおんたけ ０８．０５．３１（土）
総距離２４ｋｍ 標高差１２９０ｍ タイム１時間４４分２２秒 順位 ４０歳代の部３４人中２４位 総出場者１４６人中９８位
道中です
”木曾のなーあーぁ、なかのりさん、
木曾の御嶽山は、なんじゃらほい（木曾節）”
”木曾は山の中ですーぅ、誰も来やしませーん
（葛城ユキ）”
富士から２２５ｋｍ、４時間半の道程の
眠気ざましに車の中で熱唱してたら、
まじめに喉が痛くなりました。＾＾；）
本年度初レースですので、
ちょっと気合いも入っています。
しかし、雨です。
予報はコロコロ変わりましたが、
前日には雨確定です。
もう自転車の大会には、雨慣れしてきて、
なんでも来いです。
朝３時半に家をでて、２０号線を茅野まで行き、
高遠、伊那経由で１９号にでて、
（地図上ではくねくね道を行くので大丈夫だろうか、
と思っていました。でも町も大きく、伊那から
１９号の道など有料道路並の素晴らしい道です。）
ぶっ飛ばしで８時頃に着きました。
御嶽湖のあたりでは、レースのための通行止め案内の係の人もでていて、
盛り上がります。
（”レースの方ですね”と通されて、ミーハー的に気分よしです）
松原スポーツ公園の、大きめ駐車場に着きます。
雨の中ですが、ローラー台に乗った人たちなどで、皆さんやる気満々です。
会場の様子
こちらが受付、表彰などをするホール（屋根？）です。
雑誌などで見てはいましたが、こんな感じなんですね・・（さっぱり小綺麗です）
こんな雨の日はとてもありがたいです。
受付を済ませ、ゼッケンなど貼り付けます。
フレームに貼るのが、なんだかそれっぽいですか・・
お隣の車の方は５０歳代なので参加は１０数人だから、
入賞狙えないかなとやる気満々です。
またスタートを待っている間、お話させて頂いたキャノンデールさんに聞くと
乗鞍を１時間１０分台だったそうです。
通勤４０ｋｍ位を毎日走ってトレーニングしているとのことです。
私も４０ｋｍ走ってるんだけどなぁ・・（今年まだ５回くらいだけど＾＾；）
明日の王滝１００ｋｍも出場とのことで、スタートラインにつくときには、
”どうぞ前の方に・・・”
で、私は私なりの位置に陣取ります。
（それでも実力以上の真ん中あたりに陣取ってしまうのが、
なんともいえない性です）
スタート
簡単な開会式をホールで済ませ、１０：００スタートに合わせてホール前から、
下のスタート地点に移動していきます。
多少小雨にもなってきますが、私も１００円均一のカッパを羽織って出陣です。
ほかの皆さんも、ビニール系のウェアを羽織ったり、
上下ビニールをガムテープで巻き付けたり、雨対策をしています。
なんと言ってもこの段階で少し寒めです。１３００ｍ上ったらどんなものか・・・
さて、村長さんのご挨拶もすみ、いよいよスタートです。
最初の平坦な１ｋｍほどは追い越し禁止のデモ走行です
皆さんクルクルこぎながらウォームアップ的にやってます。
左折して先導車が外れると、急めな坂を上りながら一気に競争スタートです。
村の方でしょうか、応援をいただきながら、無理をしないように上ります。
このコースは少し上ると平坦な道になったりでありがたいです。
とはいうものの、いつの間にやら、いつものごとくゼイ、ハーモードです。
そこここで抜かれはしますが、それなりに落ち着いてとにかく上がっていきます。
でも２０分くらい上ったでしょうか、すでに苦しくて周りの景色は見えなくなってきます。
もう５ｍ先の地面を見ているのみです。
さらに坂がきつい地点では、ゼイ、ハーの息づかいが止まりません。
そのうちに”ジャージャー”の聞き慣れた音が聞こえてきます。
”来たかっ”
１０分後スタートの第二ウェーブのＭＴＢチームです。
速い、速い。あっという間に、どど抜かれです。
まあ今回は八ヶ岳のときより、若干抜かれるのが遅かったかなーと妙なところを励みにします。
だいぶ体も気持ちもこたえてきます。
恐ろしくて腕時計のタイムも、サイクルコンピューターの距離も見ることができません。（まだまだだったら、ショックが・・＾＾；）
それでもさらに走っていくと、エイドステーションでしょうか、飲み物を出してくれるポイントがあります
（八海山のチェックポイント？）
余裕なく”ありがとうございます、結構です”となんとか答えます。
そのとき”がんばれ、後６ｋｍだよ！”
と聞こえた気がします。
なんだか距離が合わない気もしますが、あと６ｋｍと聞こえたんだから、と気を持ち直します。
するとすぐにつづらおれのスキー場の上り坂に入ります。
斜度もそこそこながら、先行者も後ろも見えてしまうのが怖いです。
先は励みにもなりますが、後ろは・・・私を狙うオオカミ君達？。
中盤で一人抜いていたのですが、つづら折れポイントでずっと５０ｍ位先行していたオレンジジャッケットさんが、近づいてきます。
これならなんとか、抜けるかも。
とにかく必死にこぎまくり、呼吸はゼイゼイ、ハーハーあやうくの瀕死状態ながら、とにかく抜きます。
抜き返されないよう、さらに必死のうちになんだかゴールらしき旗が坂の向こうに見えてきます。
ダンシングでなんとか、とも思いますが、体が上がりません。
たいした斜度ではないはず、と言い聞かせますが進んでいきません。
それでもこぎまくって、とにかくゴールです。
ゴール
着いて、チップ回収の人が来てくれます。
でも自転車は降りたのですが、ふらふらで歩くのが難しいです。
係の人が”大丈夫ですか？こちらで回収しますから”
と言ってくれるのですが、うんうん、うなずくのがやっとです。
それでもやっと声が出るようになり、
お礼を言い先の休憩所に自転車をひきづっていきます。
後ろから、オレンジジャケットさんが追いついてきて、
”最後よく抜いていきましたねー（よっぽど私の息遣いが怪しかったのか・・）”
位の事を言われ、お疲れ様の世間話をしながら、二人休憩所に入っていきます。
休憩所はすでにだいぶ混んでいます。
上の階で着替えをするのですが、皆さんかなりダメージが高い様子です。
それでも登り切った、気持ちよさでなんだかうれしい気分です。
うどんを食べる人、缶コーヒーでゆっくりする人などなど、
最終走者が登り切るまで降りられない設定ですので、ゆっくりしてます。
下りです
そうこうするうち、アナウンスが入り、まだ２名ほど残しているが、
予定通り１２：４５分に下山開始とのことです。
雨の中、防寒具をたっぷり着込んで自転車でゴール地点に移動します。
（先ほど、係の人に確認しようとゴール地点にレースの服のまま向かうと、
冷たい風と雨で、後ろ向きにしか進めませんでした）
先導車について下山開始です。
ゴール間近でその残り２名さんに出会い、みんなで”頑張れ、あと少し”
の声援を送ります。
で、なぜか私的には、下りトップ３争いです。
もちろん先導車の追い抜き不可でみなさんゆっくり下るのですが、
だんだんと血が騒ぐおばか君、さんが出てくるようで（もちろん私も・・＾＾；）
なんでか先導車のすぐ後ろに割り込んでくる者が若干名います。
その中のブードゥーさんは
”センターライン、はみださないでください”
とアナウンスされたりしているお元気ものです。
トップ５のうち、スカルペル君はもともと速そう、ブードゥーさんは、お元気勢い系、
後の二人も負けず嫌い系の感じと見て取ります。
一応皆さん大人ですので、あからさまな突っ込みはしませんが、抜きつ抜かれつ、微妙に面白いです。（私だけ？）
まあ先行車の雨水の跳ね上げがたまらん、と言うのもありますが・・。
でもそんな争いも、私は途中脱落となります。
雨の中の下りで私の後ろブレーキはすり減ってしまい、すかすか、まるで効かない状態で、フロント側も今にもの怪しさです。
（ＭＴＢだけでなく、ロードもこんなに減るとは知りませんでした。２０年交換した記憶のないパッドが雨の１日でアウトとは）
そんなこんなで無事下山完了です。
開会のアナウンスでも言っていましたが、”ＭｔＦＵＪＩのコースに負けない面白いコース”とのことです。
ＭｔＦＵＪＩは走った事はありませんが、スピードが出せる区間、つづら折れ、走り応えと、なんだか楽しいコースでした。
成績はまだまだですが、今日のところは満足して家路につくこととします。
ファンラン
今回はＭＴＢのファンランも申し込んであるので、後部座席にはアミバ号も待機させてありました。
ただ事前に参加時刻の１３時に間に合わなければ、不参加でＯＫと言うことでヒルクライムの追加エントリーをしています。
なのでダメもとです。
結果、やっぱり間に合わず、です。（１２：４５分頂上発１３：３０分会場着）
頂上に着いてからも色々係の方に確認したのですが、無理そうでしたし、
この雨の中、ファンランも難しいかな・・であきらめ決定です。
また次回、こんどは王滝にやっぱり参加してみたいものです。
風邪
車の中の一人カラオケがたたった訳ではないでしょうが、月曜夜から調子が悪くなり、久しぶりの大風邪です。
水曜には起きあがるにも、くの字で医者に（それでも自転車で＾＾；）行ってました。
考えてみれば、翌日大滝に出場組ほどではないにしろ、かなり体に負担はかけてるはず。
（終わってすぐから筋肉・体とも疲労感たっぷり・・）
調子に乗っての日曜の夜更かしが悪かったのでしょう。
気をつけましょう、体にも。＾＾；
